ひろがるいえでは、
自立したい青年にお料理教室を開催しています。
10月は「揚げる」を実践しました。

始まったきっかけは、親亡き後に食べることは生きることの実践がまず出来ることの必要性を感じたためです。しばらく教え続けましたが、やってみてまず親が教えるには限界がありました。そこで行政の障害者支援に力をお借りできないかと扉を叩くも「軽度(グレーゾーン)」にはほとんどと言って良いほどサービスが適用されませんでした。服は着られる、電車も乗れる、生活が介助なしでできるということで。サービスはまだまだ家族の生活の確保のための段階まで。その次の段階の親亡き後の自立支援まではまだまだシステム化されていません。

でも刻々と子供も親も歳をとっていきます。そんな足踏みしている時間はない!そこで始まったのが、健常障がい関係なく自立したいと思う青年少年少女を対象としたお料理教室。目的は自立。集まった人にもちろんハードルを合わせているからですが、まず「できるようになる」ではハードルが高いんですね。「お料理って簡単だ!って思えるようになる」ことをまずはゴールとし、「慣れる」ことを実践し続けています。

長時間、知らないことをすることは疲れる特性がありますので、簡単、すぐできる、すぐ終わる。お料理教室になっています (^-^)

まず最初の方はご飯、味噌汁。出汁は簡単なもので始めました。その後はみんなで作ってみたい好きなおかずを一品だけ毎月リクエストして作っています。楽しい!が大事 (^-^)💚材料は粗悪なものは避けますが、特別にはこだわらず、お肉料理、マヨネーズなどある程度のものは使います。とにかく添加物だらけのお惣菜を買うのではなく、もやし炒めでもいいから作って食べようという気持ちにまずなったらOK。

今回の揚げ物、初参加の小5少年にはいきなり高度な料理ではありましたが、経験は宝ですね。経験前と後では心の穏やかさが変わります。小さなことかもしれませんが、怖いと思っていたことがそうではなくなる経験です。

ベテランのお兄さん達と、おしゃべりしながら、終始和やかに、そしてみーーーんな食べる時はやっぱり1番の笑顔です(^-^)👍こんなことでいいのかな、、、と思うほどハードルを下げて繰り返し繰り返し続けてきたお料理教室ですが、最近ずいぶんと生活で活きているようなっています。ああ継続は力なりですね。

ゆっくりでいい。どんな子もごくごく普通の生活の豊かさを味わい尽くして、笑顔でいることが自然であるように生きて欲しいと、彼らの笑顔を見るたびにそう思います。