【こよみあそび:注連飾り作り】
こよみあそびの会
お正月のしめ飾りを作るワークショップを実施
自然農を営むナチュラルファーム Cocoroの多田さんご夫妻を講師としてお迎えし、皆で楽しくワイワイ。
12/8または12/13は古来「事納め」とか「事始め」とか言われます。
日付が二通りあるのは地域柄かと思いますが、問題は「始め」なのか「納め」なのか。なにしろまったく逆ですから。
実は人事(人の世の事)はそろそろ仕舞いにして(事納め)、神事(歳神様をお迎えする準備)を始めましょう(事始め)ということなんです。だから逆だというよりセットですね。
大切なことは、「何のための行事」であるかという気持ちが心に宿っているかどうかです。
というわけで、歳神様をむかえるために、せっせと注連飾りを作りました。
藁という自然に接する楽しみもありますし、古来の伝統に触れる楽しみもありますが、何より一年の始まりに想いを込めて作られた注連縄をお飾りしたお正月は更に特別なものになると思います。
「知っている」と「知らない」では気持ちの働きが全く違います。心を込めてお正月をお迎えするという「経験」が豊かな心を育てる大きなひとつになると思います。
素敵な多田さんご夫妻、大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。